病気は病人自身の自然治癒力で治すもの
「欲治病、先察其源、候其病機。
五臓未虚、六腑未竭、血脈未乱、精神未散、服薬必活。
若病已成、可得半癒。
病勢已過、命将難全。」
直訳:
病気を治そうと欲する(考える)ならば、先ずその源(根本)を察し、その病機をうかがう。五臓が未だ虚しておらず、六腑が未だ疲れ切っておらず、未だ血行・ホルモンの分泌・作用が乱れず、精神が未だ散らないものは、服薬すれば必ず活きる(治る)。
もし、病がすでに成っている時は、半ばまでは癒ゆる事が出来るであろう。
しかし、病勢がすでに過ぎたものは命をまっとうする事は難しい。
この条文の意味:
薬は病気を治す手助けをするもので、
病気は病人自身の自然治癒力で治すものである。
自然治癒力の湧く時は治るものであるが、
自然治癒力のなくなった時は治らないと
薬の及ぶ限度を示していることも特質である。
当店でできる事:
病気は病人自身の自然治癒力で治すもの。
自然治癒力を湧かせるお手伝いを
漢方薬・健康食品・養生法(食事や運動、考え方)
などでサポートします。
一緒に自然治癒力を湧かすように心がけましょう。
自然治癒力がなくなった時期には、命を全うし難い。
失せぬうちに予防していきましょう。