体が重い、むくみ、ねむい、めまい
痰、頭痛、吐気、メニエール・・・
湿気の季節の体調不良のご相談が
多くなりました。
痰飲(広義)とは、水分代謝異常、
水分が偏って体のある所に停留した病証です。
痰飲は陰邪であり、治療原則は温化です。
梅雨時は、天気もじめじめ、からだも
じめじめしてきますので、体の中から
からっと爽やかに過ごすために
漢方薬の利水剤、去湿剤を上手に使いたいですね。
水分が、その方の、お体のどこに偏って停留しているか、
表証があるかないか・寒熱・虚実の具合により、漢方薬は異なります。
1. 痰飲たんいん(狭義)→胃腸に水がたまっている
2. 懸飲けんいん →胸膜(肺の膜のところ)
3. 溢飲いついん →皮膚、肌肉間
4. 支飲しいん →肺内