秋は収穫の季節、また翌年への生命エネルギーを
蓄える時期です。そのような体内での活動がある
上に、乾燥の季節でもあり、体表の防御機能が弱り、
風邪などをひきやすくなりますので、「潤い」を
保つ旬の食材や、漢方で体調を整えましょう。
■乾燥による症状
乾燥した冷たい風が吹き、からだの潤いを失い
やすく、咳を伴う風邪や喘息の症状、皮膚の
乾燥によるかゆみなどがでやすくなります。
■アレルギー症状
ブタクサやイラクサといった秋の植物が原因
での花粉症
■季節性「うつ」の症状
夏とは違い、日照時間が短くなることにより
身体が慣れるまで自律神経の乱れが起こりやす
くなります。秋になって元気がでない、しっかり
寝ているのに日中に眠たい、ホルモンバランスの
乱れなどの症状がでやすくなります。
■夏の疲れ
夏に、冷たい飲み物、アイスやビール、果物を
たくさんとって、胃腸に負担をかけていた結果、
秋以降に、身体の重だるさ、疲れ、やる気がおき
ない、ねむたい、食欲がない、頭痛、めまい、
関節の痛みや腫れなど様々な症状がでてきます